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「高校授業料無償化法」が4月1日から施行されましたが報道などによると文科省は外国人学校の中で我々朝鮮学校に通う高校生に限り、専門家からなる「第三者委員会」で無償化の対象にするかどうかを審査し8月頃に決定するとしています。
これは、拉致問題担当大臣が朝・日間の政治、外交問題などを口実に文部科学大臣に朝鮮学校を除外するように働きかけたことに起因しているのは明らかであり、決定を「先送り」しようとしていることには7月の参議院選挙後に判断しようとする政治的思惑があるといわざるをえません。
教育の場に差別を持ち込むことは、「法の下の平等」を謳った日本国憲法や「教育の機会均等」を定めた教育基本法に違反する不当な行為で、「教育の機会均等に寄与する」とした「高校無償化」の、目的にも真っ向から反する明らかな民族差別です。
差別なき同時無償化適応に多くの声を!
我々朝鮮学校の生徒やアボジ、オモニ達の不安は計り知れません!
そもそも「高校無償化法」に基ずく就学支援金の受給権者は我々「生徒」であり、学校は事務処理の便宜上、それを代理受領するにすぎません。
もし、各種学校の許可を得た外国人学校の中で朝鮮学校のみがこの制度対象から除外されるならば、それによる不利益は我々朝鮮学校に通う生徒とアボジ、オモニ達が被ることになります。
アボジ、オモニ達は、納税の義務を果たしているにもかかわらず今後、高校無償化の実施に伴い扶養控除額が引き下げられるため、朝鮮学校が無償化の対象になるまでは、「給付なし、控除なし」の二重の差別的な取り扱いを受ける恐れがあります。
「高校就学支援ホットライン」に私達の訴えを反映させて下さい!
文部科学省は高校無償化制度について都道府県の担当者や学校、市民からの質問を受け付ける「高校就学支援ホットライン」を開設しました。
電話番号 03-6734-3176
Eメール mushouka@mext.go.jp
時間は月曜日~金曜日の午前9時から午後6時までです。
朝鮮学校への差別なき速やかな「高校無償化」を求める署名へご協力を!
http://www.chochong.net/mushouka/syomei.doc(←署名用紙ダウンロード)
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